2010年10月20日

101020 「同人王」あとがき

※リアルタイム完結時のあとがきのサルベージです

「同人王」(電脳マヴォ)

↑本編はコチラです(途中まで公開。続きは書籍版「同人王」をご覧ください。)



◇ 長いあとがき

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■ 「同人王」完結

やっっっっっっっと完結いたしました!! 執筆途中あまりに終わりが見えないので、一生終わらないのではと何度思ったことか。完結まで約4年……長かった…… いろいろありましたが、なんとか完結できてホッとしています。



■ 謝辞

連載中、いろんな方に助けていただきました。漫画の展開や肉先生の心理把握で迷うとメッセやミクシで親しい方々に相談しました。相談に乗ってくださった皆様はまさに闇夜の灯台でした。ありがとうございました。

もちろん、コメント欄やスレ、ツイッターなどで応援して下さった皆様にも感謝してもしたりません。皆様の後押しがなければ確実に投げてました。ありがとうございました。
いただいたファンアートは、iPodに入れてニヤニヤしながら眺めています。

アシスタントさせていただいた∪先生、F先生、S先生には、有形無形様々なことを教えていただきました。プロの原稿を手伝わせていただけてどれほど勉強になったかわかりません。ありがとうございました。お役に立てずすみませんでした。
アシではないですが、P先生とH先生にもご指導いただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。

「にてるBBS」開発者の赤松弥太郎様にも大感謝です。「にてるBBS」のおかげでコメントが増え、一層楽しく更新することができました。ありがとうございました。

まさに皆様のお力添えがあっての完結です。そう書くと優等生的発言に聞こえるかもしれませんが、実は投げ作家の僕がはじめて連載を完結できたのですから…w



■ 「必殺技」に関して

本編の内容をあとがきで補足するのは非常にかっこ悪いですが、疑問の声が多かったので書かせていただきます。
「必殺技」というものを具体的に書くなら、クリムゾンのいつもの展開とか、武田弘光先生のアヘ顔とか、蛸壺屋の欝ストーリーとか、そんな感じのものです。つまり「特色」「個性」「ウリ」「武器」です。

むかし、エロ同人を描きたいけど自分は絵が下手なので、どうしたらいいかとプロに相談したことがありました。

「誰も描かないようなニッチなエロを描くといいんじゃないかな。すごいアヘ顔とか」

ひとつの「特色」=「必殺技」に資源を集中投下することで、技量で劣っていても優位に戦える可能性がある。うまい人は一層売れるかもしれない。
タケオは冬コミ時にすでに比較的高い技術水準に達しており、「必殺技」があれば人気に火がつくのではないかと考えたのです。

タケオの必殺技は「ツンくぱ」です。しかし、ネタ的にも描き方もインパクトがなかったため、多くの方に気づいていただけませんでした。力足らずですみませんでした。



■ 新都社

同人王は、WEB漫画サイト「新都社」で連載を始めました。
当時の新都社はまさにあこがれの地。才能をもてあました天才がしのぎを削り、匿名の読者がそれを応援する。ある時は叩く。厳しいけれどもやりがいのある漫画コミュニティ。そこで自分を試してみたくなったのです。

同人王はありがたいことに順風満帆なスタートを切れ、ペースは遅いものの順調に連載していました。
しかし08年の11月、COMITIA86で同人王の単行本(同人誌)を出したところ、「二重登録禁止の規約違反ではないか」と新都社内で問題となりました。
でも、これは主にネットに対しての規約で、当時は作品の単行本化は想定されておらず、実際はグレーゾーンに近い状態でした。

おとなしく止めとけばよかったのですが、問題となったころにはすでに同人誌を印刷してしまっており、引くに引けない状態になっていました。 結局、グレーゾーンを承知で頒布させていただきました。
その後、運営サイドからは「シロ」と認められたのですが、新都社住人の批判は収まらず、最終的にはその摩擦から脱退させていただくことになりました。

いま思えば、このこと一つをとっても応援してくださる皆様の感情を逆なでしており、叩かれたのも当然と言えます。

同人王連載中は一生分を払ってお釣りが来るくらい叩かれました。僕はあまりタフな方ではないので、叩かれれば当然ヘコみます。しかしそれほど叩かれたゆえに、ようやく「どういう行動が人を不快にさせてしまうのか」を考えはじめるようになりました。

応援も、叩きも、僕には貴重な勉強の場でした。ありがとうございました。ご迷惑をおかけしてすみませんでした。



■ 今後

WEB漫画界に足を踏み入れて5年。無常を感じることがあります。
2ちゃんねるに定期的に「面白いWEB漫画スレ」が立ちますが、紹介されるのは現在活動中の作家だけで、活動停止中の作家が出てくることはまずありません。かつて一世を風靡した有名作家でもです。

当時どんなに人気があっても、描かなくなった途端に風化がはじまり、2年もたてば誰も覚えていない。そんな現実を突きつけられるのです。
それが嫌なら、描き続けるしかないのでしょう。

このあとどう身をふるかは、まだ決めかねています。
自分としては、少しの準備期間ののち、またWEB漫画連載をはじめたい気持ちもあります。
もしかしたら、同人に移行するとか、こりずにプロに再挑戦する……なんて展開もあるかも?
それと同時に、漫画を見切るいい潮時な気もしていますw

もしまたWEBで連載をするのなら、今度は1年以下で終わる作品を描きたいです。連載期間4年とかもう勘弁……(苦笑)



■ 最後に

長いお付き合いありがとうございました。あつかましいお願いですが、また何か描きはじめたら再びお付き合いいただけると嬉しいです!

ではでは。最後は、連載中50回はお参りしたであろう鷲宮神社にちなんでこのネタで。

「あじゅじゅした!」
 
2010年10月20日
牛帝


 
◇ データ

■ 連載期間

・2006年12月04日 → 2010年10月20日
・3年10ヶ月 (1416日)

■ 執筆枚数(同人王のみ)

本編:482ページ
外伝:42ページ
同人誌:16ページ
合計:540ページ

■ 生産枚数

1年目:200 月:16.7
2年目:74 月:6.2
3年目:118 月:9.8
4年目:148 月:
13.5
年平均:135 月:11.5

■ 執筆時間

01話時 : 107分/枚
02話時 : 74分/枚
03話時 : 95分/枚

35話時 : 120〜240分/枚

46話時 : 102分/枚
47話時 : 100分/枚
48話時 : 96分/枚
49話時 : 66分/枚
50話時 : 68分/枚

■ アクセス数

・約804000アクセス
・平均:約569人/日

■ 年度ごとの主な内容

1年目前期:同人王を目指す → サンクリに参加・惨敗 → 自殺を決意
1年目後期:白子オフ → 自殺未遂 → セクロス → 白子と同人を描くことに

2年目前期:(更新なし)
2年目後期:白子との日常

3年目前期: 真一とバトることに → どうにもならない日々 → 夏コミ・20部完売
3年目後期:周りを拒絶 → レイプの件を知る → 白子=エリーヌ → 少し前進

4年目前期:「立体」に目覚め覚醒 → メキメキ力をつける
4年目後期:白子に拒絶される → 冬コミ → 白子に告白 → 真一と決着
posted by 牛帝 at 00:00 | Comment(0) | はじめに・あとがき
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